池田の大会にむけて・・・

7月末に仕上がったとか何とか書いた、書割盗人ですが、その後もやればやるほど苦戦し、ここ20日ほどでも大幅に変わりました。

いつやっても、ネタ卸し(初回)のような高座ヨ。

毎年思うが・・・

こういう大会で、10分や8分とやたら短く縮めたり、落語に順位をつけることが無意味だという意見がある。

でも、大会があるからこそ、一つの落語にこんなに向き合い、縮めるために見えてくる世界がある。。

去年の、紺屋高尾もそうだった。

今回も、案外簡単に縮まりそうに思えていた書割盗人だが、絵にかいたものを、あるかのように振舞うという、それだけの落語なだけに、なぜここにその絵が書いてあるか、全てに意味があり、そして、リフレインすることによる、リズムネタっぽいところ。

この改作は、動物園を女性版にする程度の苦しみではなかった気がする。

そして、内面(感情)の動きを重視するか、それとも、つもり・つもりの、繰り返しによる面白さ、滑稽さ、リズムを取るか、最後の最後にはそこを迫られ、リズムを取った。

本当は、もっと、情緒を描くほうが私は好きだ。

だけど、8分のために、何を諦め、何を生かして起承転結を作るか・・・

大会がなければ、ここまで、一つの落語に向き合って、結局この落語は何を最も表現したい落語なのか、ということを振り返ったりしなかったように思う。
こんなに単純そうにみえて、変えるに至難な話だなんて、ただ覚えてたんじゃ気づかないヨ。。。

結果がでるか出ないかは、神のみぞ知る。

結果・・・

実はもう出ている。

大会の結果は、もはや関係ないわ。

苦労したなりの改作が出来た、ここにかけた時間でもう、私は満足できるわ(笑)。

「きみ、毎年、大会でたほうがいいね。大会がないと、いい改作や新作って、できないね。」とは相方の談。。。

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プロフィール

千壱夜舞歌(せんいちやまいか)

Author:千壱夜舞歌(せんいちやまいか)
神奈川在住。大阪府豊中市出身。
落語仲間とお稽古し発表。
過去は
※2008~2011年「桂文雀師匠」に師事。
※2013~2014年「古今亭菊千代師匠」に師事。

◆米朝師匠の名言
<その1>
噺家になったのは好きやからということもありますが、一人でやる芸で、衣装も大道具もメーキャップもなしで、それでいてドラマのような世界が描ける、それに魅力を感じたからです。
私の描いた世界と、受け手の世界が一致する。そのときは冥利を感じます。

<その2>
「あんたには、それが見えてなはんのか?あんたに見えてないもんは、お客さんにも見えませんのやで。」

◆自分から自分へ
まともな人間として一生懸命アホな噺をやろうとおもたらいけません。
アホな人間が一生懸命まともな噺をしようと思うくらいでないと、おもろくありません。
(まじめか!)

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